- Q おむつが取れていないのですが
- 入園できますか??
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- A オムツが取れていなくても大丈夫です。
- トイレトレーニングを頑張り過ぎると子どもの負担になり、目をパチパチするチック症状がでたり、トイレを気にするあまり頻尿になることがあります。園生活の中で、周りの友達の姿に刺激を受け、「トイレでおしっこしてみよう!」と自然に思える時がオムツをはずす良いきっかけとなります。
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- Q 友達とうまく関われず、
- ひとり遊びが多いのですが
大丈夫でしょうか?
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- A 自分の思うままに遊ぶのが楽しい“ひとり遊び”。
- したいようにできるのですからそれはそれは楽しいと思います。入園してからも一人遊びを楽しむ子の姿は多く見受けられます。園生活に慣れると(入園から1ヶ月程)、場を共有する友達の姿に目を向けるようになります。初めのうちは同じ場所で同じ遊びをしている感じですが、次第に言葉を交わしたり、遊具を共有して一緒に遊ぶようになります。
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- Q 言葉が遅いように
- 感じています。
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- A 言葉は自分の意思を伝える大切な表現方法の1つで、必要に応じて身に付けていくものと考えています。
- 家庭ではお父さんやお母さんがちょっとした表情や仕草で気持ちをわかってくれるので、言葉を必要としない、ということがあるかも知れません。ところが、集団生活の中では自分の気持ちを言葉で表さないとなかなか相手に自分の思いは伝わりません。そこで、子ども達は様々な場面で必要な言葉を習得していきます。
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- Q 友達をたたいたり、
- かじるなど、つい手が出てしまうようです。
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- A 「乱暴な姿」に見えてしまいますが、手を出すことで何かしらの気持ちを表していると考えています。
- 園でも、自分の思い通りにならないことへの苛立ち(怒り)から手を出す子がいます。苛立ち(怒り)の気持ちを持つのは間違いではありませんので、その気持ちを受け止めた上で、『表現方法』を変えられるよう繰り返し援助しています。叩く・叩かれるなど、互いに痛い思いをする経験が自分の痛みはもちろん、友達の痛みを知る機会となり、成長するに従い「心身の痛みがわかる子」になっていきます。「叩き合いでは何も解決しない経験」をするから「手を出すのは望ましくない」と考えられるようになるのだと思います。
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- Q 好き嫌いが多い、
- 小食など食事について。
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- A 「食べられることは幸せなことであり、身体にとってとても大切なことである。」と
- 感じることが大事だと考えています。食べる楽しさを感じられるよう、年度当初は保護者の方にご理解いただき、お弁当には好きな物をたくさん入れてもらったり、完食する喜びを感じられるよう量を少なめにしてもらうことがあります。そして、元気に遊べば体力を使い、自然とお腹が空きますし、自然と量が増えます。また、苦手なものも友達が食べていたら「ちょっと食べてみようかな…。」と、自ら口に運ぶ姿が見られるようになり、そうした時には食べた量ではなく、食べてみようと挑戦した気持ちを十分に認め、誉めます。
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- Q 文字、数遊びなど勉強の
- 時間はないのでしょうか?
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- A 子どもの生活は全てが遊びであり、全ての遊びが学びになると考えています。
- 文字は気持ちや考えを目に見えるかたちで表わす大切な表現方法の一つとして身に付けて欲しいと考えています。大好きな友達や先生に「お手紙を書きたい!」という気持ちが文字の習得への大きな意欲になることもありますし、年長組のグループ表作りで自分の名前を書くことに挑戦することをきっかけに文字への関心を持ち始める子もいます。数に関しても、「石をいっぱい拾ったよ!数えてみよう。」とか「そっちの方が多いよね」「いや、そっちだよ」「じゃあ数えてみよう!」などなど子ども達の生活・遊びの中で数に触れる機会はたくさんあります。多いからあげるね!と友達にあげれば自分の数が少なくなりますし(引き算)、もらえば増えますし(足し算)、数がたくさんあるものを複数人で分け合う(割り算)こともあります。こうした場面は言い換えるなら『算数』でしょう。大切なのは関心を持ち、意欲を持って取り組むことだと考えています。
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- Q 保護者が登園して参加する
- 行事はどれくらいありますか?
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- A 保護者の方にも参加していただく行事は「一日入園」「入園式」「卒園式」「運動会」
- 「発表会」「親子遠足」「秋祭り」「参観日(年2回)」 「クラス懇談会」「個人懇談会(年2回)」などがあります。
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